007任の家、入学_3

ジャン・フェが去った後、姜附は視線を戻し、カメラとマイクを再度開放、何気なく机をノックして、静かで無感情な声で「続けよう」。

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翌日、湘城中学校。

湘城最大の高校、ハク・トンは纪邵軍の背後につき、ある事務所に来た。

事務所には、陸鈴犀が眼鏡をかけ、ショートヘアの頭には隠しきれない白髪、ハク・トンを見つめる視線は優しい。「ハクさん、教師に教えてもらえますか、なぜ理科に転科したいのですか?」た

なぜ理科に転科するのか。

ハク・トンは目を半分閉じ、まつげがわずかに下がり、それは長くてカールしていて、暗い瞳を覆っている。最初は歴史を見たくなかっただけだったが、今では……

「好奇心」と静かに口を開けた。

「好奇心?」この答えは陸鈴犀が考えもしなかったものだ。

「ええ」と言いながら、ハク・トンは隣にあるデスクの上にあるPCを見つめる、「例えば、パソコンがどのように情報を伝えるのかが知りたいんです」。