第162章 別れのキス!(加筆、推薦票募集中!)

葉辰は真気を鎮魂棒に注ぎ込むと、瞬時に吸収された!

そして、かすかな気流が溢れ出した!

葉辰が棒を軽く振ると、空気中に衝撃波が発生した!

衝撃波が壁に当たり、ホテルの壁に亀裂が入った!

「まあまあだな、これで間に合わせるか」

葉辰は適切な武器がないため、やむを得ず鎮魂棒を使うことにした。

馬偉奇はその光景を見て、顔面蒼白となった。

彼は崔振とも長年の付き合いで、崔振が鎮魂棒を使うのを何度も見てきたが、葉辰ほどの威力は一度も見たことがなかった!

鎮魂棒は崔振の先祖から受け継がれたものだが、崔振は適切に使いこなせていなかったようだ。

その後、葉辰は千禧ホテルを後にした。

残りの事は馬偉奇に任せた。彼が裏切ることは心配していなかった。

その術法の恐ろしさは一般人の想像をはるかに超えていた。