第327章 剣斬八荒!(1更!)

葉辰は輪廻墓地全体の霊気が黒衣の老人が持つ斬竜剣に流れ込むのを明確に感じた!

黒衣の老人の幻影はますます薄くなっていった。

「弟子よ、天地万物、大道三千、小道無数!私は殺戮を以て道を証し、さらに剣意を以て道を求めた!剣は百兵の王にして、攻めれば進み守れば退き、往かざる所なし!破天剣意は全部で三剣!それぞれの剣は大道の法則を融合し、一旦大成すれば、十分な実力の支えの下、三剣破天で足りる!だからこそ破天剣意と呼ぶのだ!」

黒衣の老人は話しながら、剣を舞わせた!剣意は天を衝き、その気勢は人を震撼させた!

「第一の剣、潜竜斬蒼穹!もし修練して大成すれば、一剣振るえば、鬼神も震動する!」

「弟子よ、次は破天剣意第二の剣、陨落星辰!お前が修練して大成すれば、一剣の下、山河変色し、八方を縦横する!」

「第三の剣、剣斬八荒!この一剣は破天剣意の精華所在にして、最も修練が難しい技だ。この技を大成すれば、一剣の下、八荒震裂す!」

三剣齊舞い、輪廻墓地に異象が連なった。

滾々たる煙塵が落ち、輪廻墓地は静けさを取り戻した。

葉辰の視界の中で、黒衣の老人はほぼ透明になっていた。

しかし彼は相手がこのように自分を見つめているのを感じることができた。

感情は極めて複雑だった。

「葉辰よ、域心珠の霊気はすでに二つの墓碑を破っている。お前が少しでも真気を引動すれば、その二人の大能が一度出手するだろう。しかし覚えておけ、出手すれば彼らは極めて大きな代価を払うことになる。万やむを得ない時以外は、決して輪廻墓地の切り札を使うな。」

「お前の切り札は輪廻墓地ではなく、殺戮の道とあの血竜だ!」

葉辰は頷いた:「弟子は分かりました。」

「私はお前に私の号を告げたことがなかった。今日お前に告げよう。上古の時代、皆は私を殺戮道君と呼んでいた!お前は私殺戮道君の弟子であり、さらに私殺戮道君の復権の人なのだ!誰もお前を軽視することはできない!」

「願わくば遠からず、我々が再び会えることを!」

轟々たる雷音が輪廻墓地に響き渡り、黒衣の老人は星々の光となって完全に消えた。

輪廻墓地には葉辰一人だけが残された。

彼は目を二つの墓碑に向けた。名前はなかったが、一筋の光が凝集していた。

彼は一念のうちにそれを引動することができた。