奇妙なことに、動かせるはずの二つの墓石のうち、一つが完全に砕け散ってしまった!
あの強者が出てきたのだ!
輪廻墓地の第四の強者、霊符盟の滄海平!
しかも、誰も動かしていないのに!
「崑崙虚のそれらの勢力など、私の目には何の価値もない!霊符の道は全てを断ち切れる!」
その老いた声が再び響き渡った!
葉辰は思わず頭を上げ、蒼穹を見上げた!
一人の老人が天空に浮かんでいた!
彼の足元には一筋の流光が!
流光の上には、古い符文が刻まれていた。
「なんてこった!お前は…」
この時の葉辰は完全に驚嘆していた!
霊符盟の滄海平はこの瞬間を楽しんでいるようで、淡々と言った:「お前は霊符の道があまりにも強大すぎると言いたいのか?」
葉辰は滄海平を横目で見て、興奮して言った:「実は言いたかったのは、なぜ今出てきたんですか!十数時間後に出てきてくれてもよかったのに!」