第482章 強行侵入!(補1)

方振業にとって、葉晨の存在は時限爆弾のようなものだった。

この時限爆弾は彼の生死を脅かすに十分なものだった。

彼は元々、葉晨の背後にいる強者や宗門を警戒していたが、葉晨の行動を知るにつれ、殺すことを考えざるを得なくなった。

彼は自分に言い聞かせた。葉晨の行動を見る限り、常に単独行動で、他人の力を借りたり、背後に大能が出手した形跡は一切見られなかった。

たとえこの者が昆仑虚の出身だとしても、背後の者が気付く頃には遅すぎるだろう!

彼の手にある魂を鎮める剣が微かに震え、眩い光を放ち、まるで今にも解き放たれそうだった。

方振業は剣を強く握り、何とかそれを制御した。

この魂を鎮める剣は強力だが、最大の問題は制御が難しいことだった。

彼の実力をもってしても、使用するには全ての真気をこの剣に集中させなければならなかった。