江道山、山頂の上。
巨大な平地が広がり、その平地は百メートルも続いていた。
中央には奇妙な形をした亭があった。
亭の中には巨大な円卓があり、その上には古代のサンスクリット文字が刻まれていた。
そして円卓の周りには二十個の石の椅子があった!
これが二十人のWa ka shugo-shaの円卓会議の場所だった。
次々と人々が亭に向かって歩いていく。彼らは非常に強い気配を放ち、両手を背中で組んでいた。
その中の一人が包培民だった。
包培民は席に着くと、周りの人がまだ揃っていないのを見て、入口の方を見た。
彼の顔には不安の色が浮かび、何か良くないことが起こりそうな予感がしていた。
あの小僧は古代の精霊防護陣を破ることはできないだろう。もし今日、奴が山に来たら、おそらく二度と帰れないだろう。
彼にできることは、あの小僧に生き残るチャンスをほんの少しでも与えることだけだった。