第673章 ルールを変える!(その1)

葉辰は金色の光が石碑の中に染み込み、その上の「医道通神」という四文字も浮かび上がるのを見た。

この四文字はまるで暗闇の渦のようで、視界の及ぶ限り、無限の威圧感が漂っていた。

「これは……」

葉辰が何かを尋ねようとした時、傍らにいた林青玄の幻影が言った。「心を乱すな。私の後継者たちには力がない。輪廻墓守にその資格があるかどうか、見てみたいものだ!」

「お前は完全な九天玄陽決を修練し、体に何の排斥反応もなく、さらに輪廻墓地に選ばれた。必ずそこには理由がある。私はその理由が私、林青玄と関係があるのかを知りたいのだ。」

「もしお前がその中の真髄を悟れなければ、私は多少の助力はするが、私の無上の医道の伝承を全てお前に渡すことはない。お前にはその資格がないからだ。」

林青玄の言葉を聞いて、葉辰は頷き、余計なことを考えずに目を閉じ、霊識をその中に浸透させた。