第678章 陣よ、来たれ!(6更!)

もう躊躇わず、葉辰の手には一振りの霊剣が現れた。

彼は小碧と紀霖を一瞥し、淡々と言った。「私の後ろに隠れていろ。これは私に任せろ!」

小碧と紀霖は葉辰を白眼で見て、無視した。「あなたの実力なんて、よく分かっているわ」

この言葉は、ほぼ同時に発せられた。

葉辰は仕方なく首を振り、二人が信じようと信じまいと、一歩踏み出し、神遊境の気勢を極限まで高めた!

さらには超凡境を超えて!

体からの突破の気配はますます重くなっていった。

この戦いの後、突破のための時間を取るべきだろう。

今回は何境界跨げるだろうか?

この瞬間、彼はまるで一つの巨山となり、天地の間に聳え立った。

しかし青玄峰の全ての者は葉辰の神遊境を見て、冷笑を浮かべた!

気勢がどれほど強くても、所詮は神遊境じゃないか!