第760章 誰が踏み台になるのか!(4回目の更新!推薦票を求む)

葉辰の背後にいた段懐安は完全に呆然としていた!

一言も発することができなかった!

誰が自分の弟子があの名高い葉弑天だとは思っただろうか?

彼は無数の理由を考えたが、どの理由も彼を納得させることができなかった!

凡根の無能者?

今日からは、誰が自分の弟子を凡根の無能者だと言えるだろうか!

しかし、まだ一つ解明できていないことがあった。

葉辰がこれほどの実力を持ちながら、なぜ葉弑天という存在を作り出したのか?

もしかして才能を隠して時を待つためか?

この時、葉辰は既に状況を掌握していることを明確に理解していた。

どうあれ、今日は必ず洪涛を殺さなければならない、さもなければ次に手を下すのは難しくなるだろう!

すべてを理解した葉辰は動いた!

五本の指で斬龍問天剣を握りしめた!

無限の殺気が解き放たれた!

本命の霊符の雷電が全身を包み込んだ!

さらに血竜を加え、直接残りの強者たちの中へと突入した。

葉弑天の正体は、既にこれらの人々の心に恐怖の種を植え付けていた。さらに仲間が血竜に圧倒されるのを目の当たりにして!

彼らはこの煞神に抵抗できないことを明確に理解していた!

誰も反撃に出ず、むしろ振り返って逃げ出した!

道の心が破壊されては、もはやチャンスなどない!

葉辰は散り散りになる人々を見て、冷笑した。「私はお前たちに行けと言ったか!」

「全員ここに残れ!!」

雷光が爆発し、龍の咆哮が響き渡った!

葉辰の手にある斬龍問天剣は目を射るような光を放った。

剣気は天を覆い、天地を飲み込んだ!

長剣は千鈞の勢いを携え、雷光の中へと没入した。

「プッ、プッ、プッ!」

剣の通る所、血肉が飛び散った!

聖王境の者でさえ、葉辰の強さを阻むことはできなかった!

彼が葉弑天であるならば、神をも斬り、天をも飲み込むことができる!

死ぬ人はますます増え、彼らの内心はますます崩壊していった!

最後の六人は、もはや逃げる気もなかった!

むしろ振り返って葉辰の前に直接跪いた!

「葉様!どうか命だけはお助けください!私たちはあなたの牛馬となることを願います!」

葉辰は足を止め、冷たく鼻を鳴らした。「私がお前たちを許すなら、さっきは誰が私を許したというのだ!」

斬龍問天剣が解き放たれ、長剣が一閃した!

六つの首が一斉に落ちた!