036 ウスールの叱責_3

これらの人々の反応はなぜこんなに早い?

マシューは自分に頼って笑う。

しかたなく認めざるを得ない。

“お前がシーバを助けてくれた。感謝している。以前レイガは私にお前の真の姿を教えてくれなかった。それがすごく私を怒らせた。”

老人ファロンは真剣な顔で言いました:

“来て、少年、君に贈る物がある。”

……

マシューは老人ファロンと共に三階へと上がった。

二階を通り過ぎるとき。

ハーブの煙の匂いが急に増した。

二階にはたくさんの部屋がある。

その匂いはこの部屋から出てきた。

マシューはちらっと見て、ラタンの椅子に横たわっている何人かの影をぼんやりと見た。

“彼らは全員がかつての蛇狩の生き残りで、私たちと共に冬の蛇谷へ行った200人以上の騎士と従者の中でも、最終的に生き残ったのは50人未満だった。そのうち30人以上がローリングストーンズタウンに定住した後に5年未満で次々と死んでしまったが、今生き残っているのはこの20人以下だ。”

老人ファロンが一言付け加えた:

“煉獄の蝮蛇の毒霧はとても恐ろしい、彼らは皆その毒霧に触れただけで絶えず治らない病根を残した。良かったことにレイガは良い人で、彼らを養うためにお金を使ってくれる。これらのハーブは彼らの病気には無値なものだが、少なくとも痛みを和らげることができる。”

話しながら。

マシューは、その数枚のドアの奥から幾つかの抑えた悲鳴を聞いた。

彼は呆然と言った:

“ローナン大魔導士でも何も出来ないのか?”

老人ファロンは彼を見て:

“ローナンはいい人だが、彼も全ての問題を管理するわけではない。”

彼らは三階に着いた。

老人ファロンは彼らを空の会議室に案内した。

そして、彼は自分自身を残して去った。

約20分後。

階段からヒヨヒヨ、ヤヤという木材の震える音が聞こえてきた。

マシューは音に反応してそちらを見た。

すると、老人ファロンが大きな箱と小さな箱、2つの重たそうな箱を抱えて入ってきた。

マシューはとっさにその場に出ようとした。

しかしそれは相手の視線で止められた:

「心配するな、まだそこまで老けてはおらぬぞ。」

パン!