077 神鳴術と法令死_3

それから彼は何度か空から突撃を試みた。

しかし最初のランドファイアドラゴンの教訓があったため、残りのモンスターは反撃する用意があった。

彼らは近くの大きなイチジクの木に寄りかかり、その太く大きな枝を使って身を隠した。

マシューは視界が制限されても焦らず、ただ木の上で旋回しながら仲間の到着を静かに待っていた。

すぐに。

小さな影が森の中を素早く走って来た。

マシューは少し時間を見つけて見た、ポポの動きが少し硬い、彼女の一歩一歩は特別に大きく、それは走るというよりはジャンプに近い。

彼はそれが彼女の青いブーツからの速度で全て動いているからだと推測した。

彼女自身は走りながら体の細かい動きを微調整する能力がなく、失敗の可能性を低減するために、大きな動きをして頻度を減らすしかなかった。

正直なところ。

彼女が途中でジャンプする様子を見ると、マシューは次の瞬間に彼女が転倒するかもしれないことを心配した。

それでも最後には彼女はランドファイアドラゴンの前に無事に駆けつけた。

次の瞬間。

ポポは青のグローブを振った:

「マシュー、私のアッパーカットを見て!」

プッ!

青色の火花が激しく瞬いた。

木の後ろで納涼に興じていたランドファイアドラゴンが突然腹痛を覚え、そのふくよかな体が一発で吹き飛ばされた!

それは無意識に数メートル上空へ飛び上がり、重力により地面へと戻ろうとする瞬間、黒い影がその頭上を容易く掠め飛んだ!

「いいパンチだ!」

マシューは半空中で声を張り上げて賞賛した!

数秒後。

彼はそのランドファイアドラゴンを連れて天国へ旅立った。

だがその時、下から奇機師の声が響いた:

「マシュー、もう少し早くできないの!?」

マシューは下を見た。

なんということだ。

ポポはランドファイアドラゴンの群れの中を行ったり来たりしていた。

ランドファイアドラゴンが次々と彼女の一撃で空中に飛ばされていた。

これらのモンスターは反撃していなかった訳ではない、しかし彼らの炎はポポの鎧に全く効果を発揮できず、その時彼女の顔には頑丈なガラスの顔の甲冑が降りてきて、全方位、死角なしの防御を展開していた。