176 邪后の信徒(購読を求む)_3

「ここにいるミノタウラスがどうしてこんな姿になっているの?前に聞いた話と全然違うじゃない?」

道中を進む中で、リトルパトンは巧みに話を切り出した。

この男は常にマシューと同じ考えを持っているので、最初はマシューも一言二言加えていたが、後にリトルパトンに任せることにした。

彼自身はミノタウラスのコンリーが提供した情報を集中して分析することにした。

コンリーの声が下水道で軽く反響した:

「名前を聞いただけで分かるだろう、子供たちよ、私たちは落ちぶれ者の集まりで、デーモンズブラッドを復興しようとする年老いた者たちだ。

君たちはおそらく数十年前のビッグフットシティがどういう様子だったか知らないだろう。

だが私は鮮明に覚えている。

当時の状況もひどかったかもしれないが、文明はとても遅れていても、外来者に対しては皆が血気盛んで、武器を取り合って彼らに迎撃を加える勇気があった!

その頃のビッグフットシティは、ビッグフットモンスター、ミノタウラス、鹿頭の魔物の三大デーモン種族が割拠する混沌のシティステートだった。

町では毎日喧嘩が起きていた。

毎日デーモンが腹を裂かれ、腸が引きずり出され、死体が悪臭のする溝の側に腐り落ちていた。

おお。

あれは本当に懐かしいものだ。

その後のある日。

ストゥルック工業のエアシップがビッグフットシティの城壁に停泊した。

最初は、三都市にいるデーモンたちはストゥルックの傭兵と何度か戦った。

結果は非常に悲惨であっても、彼らの侵入を阻止することはできた。

しかしその後、ストゥルックは浸透する戦術を変えた。

彼らは上層ルートを試し始め、賄賂、支配、三大種族の上層を反乱させた。

物事が徐々に変わり始めた。

ついに六年前に。

ビッグフットシティの大多数のデーモンがストゥルック工業が提供する「飼いならしの薬」を騙されて飲んだ——

その薬はデーモンの血統から暴力的な要素を取り除くことができると言われていた。

デーモンの族が無限の争いや戦闘から解放されることができるのだと言う。

これは嘘ではなかった。

私はその薬の恐ろしい効果を目の当たりにした。

薬を服用したデーモンは理性的で平和的になり、特に論理を語るのが好きになる。

くそっ!論理を語るデーモンは本当にデーモンか?