312章 また狙われた_1

気の爆発とともに、大宗師の力が一瞬で全身に広がった!

その二人の青年の顔色がかすかに変わり、冷たい声で言った。「有名な大宗師が見守っているから、これほど恐ろしい行動を取っているのか」

しかし、二人とも大きな一歩を踏み出し、江古に向かって突進した!

聖体を得た江古の力は、想像を超えていた!

江古は大きな手を振り上げ、巨大なほおずきが彼らの顔に打ち付けられたのを見た!

肉体の力だけで、江古は二人を直接吹き飛ばした!

「急いで出て行け!」シンギョクは冷たく言った。

その二人は顔を覆いつつ立ち上がり、シンギョクを指差して言った。「我が家の主人は絶対に許さないよ!」

「あなたたちは話しすぎだね。」シンギョクの顔色は徐々に冷やりとしてきた。

そのとき、一人の老人が闇からゆっくりと姿を現した。

彼は両手を背中に組んで、微笑んで言った。「皆様、大変気風が良い。私の静寂を乱し、そして弟子を傷つける。それはちょっと度が過ぎていませんか?」

「主よ!」その二人の青年は急いで老人のそばに駆けつけた。

老人は手を振りながら、ゆっくりと歩みを進め、内部から出てきた。

シンギョクは冷たい視線で彼を見つめ、言った。「あなたがその有名な玄陰大人なのか?」

「ハハハ!そうだよ。」玄陰は微笑みながら頷いた。

彼はシンギョクをじっと見つめ、言った。「若者、あなたもここにあるものに興味があるのか?」

「誰だって宝物に興味があるってことさ」シンギョクは笑みを浮かべながら言った。

玄陰は大笑いしながら言った。「言うとおりだ、私、玄陰は外では敵を作りたくない。だけど、このものは私が最初に見つけたんだ。あなた、順番にしませんか?」

「先に来た、後に来た?」シンギョクは冷たく笑った。

「あなたの弟子が言った通り、力さえあれば何も言う必要はない。」シンギョクは冷たい声で言った。

玄陰は眉をひそめて言った。「あなたの傍にいる大宗師を頼りにするのか?」

「それが何だ。どっちでもないさ。」シンギョクは冷たく言った。

玄陰は眉を寄せて考え込み、すぐに大笑いした。「私、玄陰は外では敵を作りたくない。あなたがこれに興味があるなら、それを分けてもいいんじゃないか?」