第384章 認可は必要ない!

衆人の切望する姿を見て、閣主も心を動かされたようだった。

「執法長老と護法は留守番だ」しばらくして、閣主は淡々と言った。

皆はそれを聞いて、大喜びした。

「閣主様、ありがとうございます!」中庭に轟くような声が響いた。

その後、閣主は時間を無駄にせず、薬神閣を出て行った。

数十人の薬師たちが後に続き、このような光景は前代未聞だった。

暗がりに隠れていた喬五も、この光景に驚かされた。

「彼らはどこへ行くんだ?」喬五は眉をひそめて言った。

「さあ、誰にもわからないさ」

喬五は熟考した末、重々しく言った:「後をつけて見てみよう」

三人は素早くホテルを出て、こっそりと皆の後を追った。

閣主の言う功法の在り処は、清河鎮にあった。

清河鎮は岩山が多く、奇峰峻嶺が至る所に見られた。