第423章 命を懸けて_1

成把成把の丹薬が口の中に詰め込まれていく様子を見て、李子南は目を真ん丸にした!

丹薬をこんな風に食べるものなのか?

シンギョクは、満足げに体液を一つ打つまでに、何と百粒近い丹薬を飲み下した。

「そろそろいいかな。」シンギョクがお腹を叩いた。

それから、彼は李子南を向き、にっこりと笑いながら「私が頂峰の力が回復したわけではないが、お前を相手にする上では問題ないだろう。」と言った。

李子南は慌てて後退した。

彼の顔には深刻な表情が浮かび、目はわずかに細まった。

先ほどのシンギョクの戦神のような姿は、彼の心に不滅の印象を残した。

すでに殺陣を用意しているとはいえ、心がホッコリするわけではない。

その時、暗闇に隠れていた姚青がゆっくりと出てきた。

姚青を見ると、李子南はまるで救いのわらを掴んだようだった。

彼は急いで姚青と目が合い、「青姚君、あなたは姜和の弟子として、すぐに彼を殺せ!」と言った。

姚青はにっこりと笑い、「彼を殺せばいいのか? お前を殺してやろうか! 馬鹿はどこにでもいるな!」と言った。

李子南は驚き、わからないと聞いた。「何のことだ?」

姚青は李子南には答えず、帽子を脱いでシンギョクのところへ歩いて行った。

「シン先生。」姚青は笑顔で言った。

シンギョクは驚き、「そんなところにお前がいるのか? どうしてここに来たんだ?」と答えた。

姚青は手を振り、「今はそんな話をするときじゃない。この小僧がここに殺陣を用意しているんだ。シン先生、お気をつけてください。」と言った。

「殺陣か?」とシンギョクは眉をひそめた。

彼は神識を広げ、周囲から迫る殺気を感じ取ろうとした。

たしかに、この川辺にはすでに殺陣が用意されていた。

「ん? 景路がまだ逃げていない?」その時、シンギョクの神識は一つの人影を捉えた。

その人影は、シンギョクが逃がした景路だった。

「いいや、彼が逃げていないなら、わざわざ生きている者を残す必要はないだろう。」とシンギョクは心の中で考えた。

その後、彼は李子南を見つめ、淡々と言った。「さあ、いくしかないな。その殺陣を見せてもらおう」