秦玉はなんと本当にその場でこの術法を習得してしまった!
賀騰は心の中で非常に驚愕した!
この四象魔印は彼が数年かけて理解したものなのに、秦玉はこんなに短時間で?
「ゴォン」
秦玉の手のひらの金色の光はますます大きくなり、彼の体の金芒は完全に消えた。
秦玉が手のひらを前に差し出すと、この光は賀騰に向かって押し寄せていった!
「あっ!!」
触れた瞬間、賀騰は両肩に万鈞の力がかかるのを感じた!
彼は急いで法器を取り出し、この光に対抗しようとした!
「バキッ!」
しかし法器は直ちに粉々に砕け散り、その後も光は押し寄せ続けた!
賀騰は他に方法がなく、ただ次々と法器を投げ出すしかなかった。
一つ、二つ、三つ...
数個の法器が全てこの光によって粉々に砕かれ、賀騰がその土壺を取り出すまで続いた!