一筋の剣光が再び斬りかかった!
数人は同じ手を使い、円盤が再び輝き、この剣光を飲み込んだ。
次の瞬間、剣光がこの円盤から爆発的に放出され、激しく秦玉に向かって斬りつけた!
「カン!」
秦玉は青銅剣を握り、体が再び吹き飛ばされた。
「やはり」秦玉の表情が僅かに険しくなった。
明らかに、この円盤は彼らが秦玉に対抗するために特別に用意したものだった。
すべての術法がその中に飲み込まれ、倍増して返されるのだ!
言い換えれば、秦玉が剣を使い続けても、この数人に傷を負わせることはできない!
「すべての術法が飲み込まれ、二倍になって返される」秦玉は冷たく言った。
「こうなると、肉身に頼るしかない」秦玉は眉間に深い皺を寄せた。
肉身だけなら、秦玉はこの数人を恐れる必要はない。
四品武侯に踏み入れて以来、秦玉の肉身は更に強靭になっていた。
しかし、そうすれば必ず正体が露見してしまう!
「シュッ!」
秦玉が躊躇している間に、一撃の手刀が「サッ」と秦玉に向かって切り込んできた。
極めて速い速度で、瞬時に秦玉の黒袍を引き裂いた!
それだけでなく、秦玉の体には一メートル以上の血痕が刻まれた!
血液がその傷跡に沿って流れ落ち、秦玉は自分の体を見下ろし、表情は一層冷たくなった。
見上げると、その手掌には黒金石が包まれていた。
黒金石が鋭利な手刀となり、一撃ごとに山河を砕くことができる!
「ふん、お前の剣術など、我々の前では取るに足らない」数人は冷笑した。
「京都武道協会に対して行ったすべての行為、死をもってのみ怒りを鎮めることができる!」
秦玉は歯を食いしばり、冷たい目でこの数人を見つめ、心中には僅かな不安があった。
青銅剣はもう使えない、もし三番目の剣を放てば、彼らを傷つけることはできず、逆に自分が命を落とすことになる!
秦玉が四番目の剣を放ち、想像を超える霊力で、その円盤法器を直接粉砕できない限り!
しかしそれは不可能だ、武侯前期で四番目の剣を放てる者などいない!
「小僧、お前は代価を払うべき時だ!」
一声の怒号とともに、数人は同時に術法を発動し、秦玉に向かって攻撃を仕掛けた!
彼らは京都武道協会の黒金袍として、数え切れないほどの術法を操ることができる!
天地を覆い尽くす術法の前に、秦玉は逃げ場を失った!