秦玉は四肢の力が抜けるのを感じ、その場に崩れ落ちた。
「秦玉!」小魚はそれを見て、慌てて駆け寄った。
秦玉は眉をひそめ、体内の気を巡らそうとしたが、全ての経穴が封じられており、まったく動けなかった。
「これは我が寒宮の氷魄神針だ。人の経穴を封じることができる。」黒袍の人は冷たく言った。
「氷魄神針に当たれば、気は衰え続け、最後には死に至る。」
秦玉は黙したまま、地面に横たわり、顔色は急速に赤くなっていった。
しかし、この時の秦玉は慌てていなかった。必死に気を巡らせ、経穴を封じる氷魄神針を突き破ろうとしていた!
「この秦玉をどうする。」一人の黒袍の人が尋ねた。
「殺せ。この者は生かしておけない。」もう一人が冷たく言った。
すると、三人は一斉に大きく前に踏み出した!
彼らは光を手に握り、秦玉に向かって激しく打ち下ろした!