第396章:唐奥様を存分に楽しませる

話している間に、彼女の腹に直接蹴りを入れた。

  「二少様、そんな殴り方じゃ人が死んでしまいます!」

  周りの人々は慌てふためき、そばにいた二人の大男が同時に前に出て彼を引き止めようとしたが、厲司承の力は暴れ馬のようで、まったく止められなかった。

  厲司承は完全に理性を失い、拳と足を同時に使い、連続して何発も何発も殴り蹴りを繰り出し、唐奥様を腰を曲げさせた。

  厲司承の目は血走り、体は絶えず動き、なんと四人の大男が同時に彼を抑えつけるのがやっとだった。

  突然、後ろから低いうめき声が聞こえた。男の官能的な声が、この瞬間場違いに響いた。

  一人の背筋の伸びた兵士が前に出て、赤面しながらもごもご言った。「大将、この人は……薬を飲んだみたいです。これを見てください……」