第421話:お前たち、いつから付き合ってるんだ【推薦チケット18888で加筆】

対面がまたペンタキルを取ったのを見て、羅戦は心が痛み、スマートフォンを投げ出しそうになった。「くそっ、冬休みだからって調子に乗りやがって、小学生どもめ!足を引っ張りやがって!ああああ、俺のランクが!」

大画面のスマートフォンを投げ捨て、羅戦は目の前で鳴り続ける携帯電話を取り、怒りを込めて叫んだ。「もしもし!」

厲司承は目を細め、危険な声で尋ねた。「どこにいる?」

羅戦はすぐに大人しくなり、答えた。「家だよ」

「俺は君の家の近くの粥屋にいる。降りてこい」断る余地はなかった。

さすが厲司承だ。

「夜食?」

「ああ」

「はいはい、すぐ行きます!」羅戦は携帯を投げ出し、すぐにジャケットを手に取って着込み、それを纏ったまま外に出た。

厲司承は電話を切り、蘇千瓷も電話をかけているのに気付いた。電話はすでに繋がっているようだった。「もしもし、亦寒?」