向かい側のプレイヤーも「66666」と打ち込み、この李白はなかなかやるなと口々に言った。
褒められた某大物は落ち着き払って、表情一つ変えずに数人の砲兵を率いて相手のクリスタルを破壊した。
ゲーム画面に勝利の文字が表示された瞬間、喬綿綿はまだ呆然としていた。
墨夜司はゲームを終えると、戦績を開いてから携帯を喬綿綿に返した。「勝ったよ。ペンタキルも取れた。約束通りだ。さあ、君も約束を果たす番じゃないかな?」
喬綿綿は呆然と携帯を受け取った。
表示された戦績を見下ろすと、李白:5-3-5、ペンタキル。
「あ、あ、あなたどうやってやったの?」しばらく見つめた後、ゆっくりと顔を上げ、まだ信じられない様子だった。
数分前まで戦績の悪い初心者だったのに。
数分後にはペンタキルを取るなんて?!