第675章 そう?なら私の考えすぎだったようね

「ウェイボーのアカウントのこと?」

「うん」

「ファンは多いの?」

「そんなに多くないよ、数万人くらいかな」

でも、みんな本物のファンだった。

彼女が投稿するたびに、数百のコメントが付くような感じだった。

もともと、彼女はそのウェイボーをしっかり運営していくつもりだったが、喬宸が突然発病し、心臓病だと告げられてからは、そんな気持ちも失せてしまった。

彼女は毎日、どうすれば喬宸の病気を治せるかということばかり考えていた。

「数万人のファンでも素晴らしいじゃない」とナナは真剣に言った。「今は何百万何千万のファンを持つ人も多いけど、本物のファンは数万か数十万しかいないわ。数万人が全て本物のファンなら、それはとても素晴らしいことよ」

「綿綿さん、その後どうしてウェイボーを更新しなくなったの?」