地下にあるのは、等級の低いもので、棚の上にあるのは、等級の高いものだ。
原石には個別に販売されるものもあれば、重さで販売されるものもある。
原石は大きさで価格が決まるわけではなく、専門的な観点から判断される。外皮の良いもの、緑の出現率が高いものが高等級とされ、それらはより高価になる。
もちろん、高等級だからといって必ず緑が多く出るわけではない。結局のところ、神仙難斷玉で、誰もその原石の中に緑があるかどうかは分からないのだ。
そのため、低等級のものや、廃棄物とみなされるものでも、高品質の緑が出る可能性がある。
しかし、これらはすべて運次第だ。
店内には多くの人がいたため、誰も接客してこなかった。しかし、それも良かった。顧寧は耳元でしつこく話しかけられるのが本当に好きではなかったからだ。