顾宁はまず、まだ行ったことのない店を回り、上級品と中上級品の原石をいくつか集めた。それを空間に収めたあと、賭石街で最大の原石店、つまり周正宏と出会った店に向かった。
この店は名実ともに最大で、原石が最も多く、ヒスイを含むものも最も多かった。
顾宁は一周して、15、6個の原石を集めた。すべて上級品と中上級品で、そのうち5、6個は約20斤(約12kg)ほどの大きさで、1個は50、60斤(約30-36kg)ほどあった。残りは3、4斤(約1.8-2.4kg)か7、8斤(約4.2-4.8kg)程度だった。
顾宁の大量購入は、すぐに店内の全員の注目を集めた。なぜなら、これほど多くを一度に買う人を見たことがなかったからだ。4、5個買うだけでも大したものだと思われていた。
しかし、「神仙難斷玉」(神仙でさえ玉の価値を判断するのは難しい)という言葉があるように、皆はこれらの原石からヒスイが出る確率は低いと考え、顾宁はただお金を無駄にしているだけだと思っていた。