外で、数人が車に積まれた大量の原石を見たとき、皆驚いた。
「周会長、社長はこんなに大胆なんですね!中身は全部ヒスイじゃないんでしょうね?」常青山が尋ねた。もし大部分がヒスイだったら、これらはいったいいくらになるんだろう!
「私にもわかりません。解石してみないとわからないでしょう」周正宏は顾宁を信じていたが、常青山たちの前では断言できなかった。
三四百キロの原石を、彼らはすぐに運び終えた。顾宁も着替えて出てきた。
カジュアルな服装で、化粧も落とし、素顔でお団子ヘアにしていた。まるで学生のような姿で、先ほどの大人びた装いとは別人のようだった。
周正宏以外の人々は驚きを隠せなかった。ここに顾宁という女の子が一人しかいないことを知らなければ、他の人が突然彼らの工房に入ってきたと思ったに違いない!
仕事に関して、顾宁はあまり口出しせず、ただ皆に開店前にできるだけたくさんのアクセサリーを作るために、初期の段階で頑張ってほしいと願っただけだった。
開店日を再来週の土曜日に仮決定した。まだ二週間あるが、ヒスイの加工は時間のかかる作業なので、頑張らなければならない。
今から解石を始めることができる。
解石機は1台しかないので、一人が解石し、他の人が表面を磨く。
彼らは十数年間ヒスイ業界に携わっており、当然賭石の経験も少なくない。大きな儲けはなかったが、賭石についてはよく知っており、解石は手慣れたものだった。
しかし、それでも線を引くのは顾宁に任せることにした。彼女には透視眼があるため、より正確に線を引くことができ、ヒスイの無駄も少なくなるからだ。
顾宁が保険室で線を引いている間、こっそりと霊気が最も濃い原石3つを空間に収め、空間にあった数個と交換した。
これらの霊気が最も濃い原石は極品ヒスイである可能性があり、顾宁はあまり多くの極品ヒスイを露出させたくなかった。外に一つあれば十分だった。
そして、この拳二つ分ほどの大きさで霊気が最も濃い原石は彼女自身が解石することにした。
外では、常青山が一層の石皮を切り取った後、緑色が露出し始め、興奮のあまり手が震えそうになった。