第307章 遊びに行かない?

「18歳で、あと半学期で大学入試だ」と冷少霆は言った。

18歳というと、自分の孫の好きな女の子は7歳ということになる。冷おじいさまは一瞬にして具合が悪くなった。まさか自分の孫が若い娘を好きになるとは思わなかった。

でも、まだ良かった。18歳は若いとはいえ、一応成人している。

冷少霆は携帯の時間を確認して尋ねた。「おじいさま、特に用事がなければ、先に失礼します。待たせてはいけませんので」

この「待たせてはいけない」相手は、徐景琛ではなく、顾寧のことだった。

「もうか」冷おじいさまは眉をひそめ、少し不機嫌になった。椅子も暖まっていないというのに!しかし、冷少霆が用事があると言うので、無理に引き止めなかった。「わかった!では明日の朝、家で食事を」

「いいえ、他にも用事があります」冷少霆は直接断った。