第385章 パパが意地悪すぎる

寧夕は息を切らして駆けつけ、しゃがんで小包子ちゃんを抱きしめ、何かを渡しました。「疲れた~!でも間に合ってよかった!これを持っていってね。昨夜、先生から料理を教わったから、今朝早く起きて愛情弁当を作ったの。初めての登校日だから、美味しいものを食べて頑張ってね!」

実は……

昨夜あのメッセージを送って来ないと決めたはずなのに、体が脳の制御を受け付けないかのように、早朝に目が覚めて、そのまま台所で料理を始めてしまったのです。

気がついた時には、とても可愛らしくて素敵なお弁当が出来上がっていました!

ああ、頭の中は小包子ちゃんのことでいっぱいで、もう抑えられません!

特に、小包子ちゃんが期待の眼差しで自分を待っているのに、結局来なかった時の失望した表情を想像すると、魂が飛んでいってしまいそうでした!