大包子ちゃんを落ち着かせた後、寧夕は小包子ちゃんを寝かしつけ始めました。
小包子ちゃんは寧夕に歌を歌ってほしいと言いました。
そこで、寧夕は普段小包子ちゃんが好きな歌を何曲か歌いましたが、小さな子は目を輝かせたまま彼女を見つめ、全く眠る気配がありませんでした。
「眠くないの?おばさんがお話を聞かせてあげようか?」寧夕は試しに尋ねました。
すると、小包子ちゃんは力強く首を振りました。
寧夕は顎に手を当てて、「やっぱりおばさんの歌が聞きたい?」
小包子ちゃんは頷きました。
「さっきの歌は好きじゃなかったの?」寧夕はさらに尋ねました。
小包子ちゃんは頷きました。
寧夕は何となく分かってきたようで、「じゃあ...違う歌を歌ってあげようか?」
小包子ちゃんは期待に満ちた、でも失望を恐れるような表情で頷き続けました。