第315章 君たちの人生、私は欠席しない

「華夏に行けるなら当然華夏だよ!何をためらうことがあるの?でも夕さん、本当に志望校を変更する力があるの?」ファイアーシード一号は頭を掻きながら言った。

  薛夕は一瞬躊躇した。

  彼女はリーダーグループの人々のことを思い出した。なぜかわからないが、そのグループの中に方法を知っている人がいるような気がした。

  例えば全能スーパースター、彼は絶対に正規の方法を考えつくはずだ。小さな炎を華夏大學に入学させることができるだろう。

  高彥辰自身の考え次第だった。

  薛夕が彼を見ると、高彥辰はしばらく黙った後、苦笑いして言った。「変更しない。」

  皆は驚いた。

  ファイアーシード一号は何か言いたそうだったが、長年の付き合いのおかげで言葉を飲み込み、こう言い換えた。「わかった。じゃあ俺も京都に行かないよ。辰にいさん、濱城大學に建物を寄付して、俺を入れてくれよ!」