薛夕は携帯をしばらく見つめていると、相手は彼女が返事をしないのを見て、また次のようなメッセージを送ってきた:【私は計算機学院本部のオフィスであなたを待っていますよ~】
薛夕:「…………」
彼女は黙ってため息をついた。
于達のコンピューターに侵入し、Oの攻撃を防いだ時、正体がばれる可能性があることは分かっていた。
でもその時は仕方がなかった。Oが既に侵入していて、彼女がコンピューターにログインするのが遅すぎたため、于達のを直接使って防御する方が便利だった。
まあいいか。
彼女は立ち上がり、コンピューターを閉じて外に向かった。
謝瑩瑩はまだ彼女をぼんやりと見つめていて、彼女の動きを見て尋ねた:「夕さん、どこに行くの?」
薛夕:「……人助けに。」
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コンピュータールーム。