第851章 武道大会！

番人は入り口に立ち、八人の受験生を見て、ただ一人だけが問題に取り組んでいることに気づいた。

彼は嘲笑うように笑い、腕を組んで横に立った。

ゆっくりと、三時間が過ぎた。

番人は唯一問題を解いていた少女が手からペンを置き、七人と一匹の猫が全員答案を提出するのを見た。

答案は自動採点されるものだった。

そのため、わずか五分後に八人の点数が出た。

番人はちらりと見て...そして呆然とした！

八人全員満点？！

こ、これはどうして可能なんだ！

明らかに他の七人は試験に参加さえしていなかったのに、彼は全過程を見ていたのだ。あの赤髪の子は三時間寝ていて、今でも口の端に涎がついているじゃないか！

彼の隣の男の子はもっと奇妙で、寝ている人が日光に邪魔されないように窓際に座り、服でカーテン代わりにしていて、試験を受ける手すらなかった！