第862章 全世界を敵に回す!(二章合併)

「……」

場内は静まり返っていた。

方怡が連れてきた数人は、突然一歩後退し、防御の姿勢をとった。

方怡に至っては数歩後退し、長老たちの後ろに隠れた。

特殊部門のこちら側は……

全員がこのような展開を予想していなかったようで、皆が驚いて固まっていた。

景飛と陸超はその場に立ったまま、躊躇いの色を浮かべていた。

錢鑫、鄭直たちは、信じられないという表情で彼女を見つめていた。

方怡は叫んだ:「見たでしょう?彼女が認めたわ!!!早く彼女を逮捕しなさい!」

方怡が連れてきた長老たちはすぐに口を開いた:「これは華夏で起きたことだから、まずは華夏の人間が出るべきでしょう?私たちが手を出すわけにはいかないでしょう?」

他人の異能をコピーできる人間がどれほど強力か!

彼らのどこが先陣を切る勇気があるだろうか?