二人が事件現場に到着したとき、まだ封鎖されていた。錢隊長は自分の身分証を取り出し、夏天と一緒に中に入った。ここは高層ビルで、事件が起きた部屋は18階にあった。
夏天と錢隊長は一緒にエレベーターに乗った。
ジジッ!
エレベーターの灯りがちらちらと点滅し、その後完全に消えてしまった。エレベーターも停止した。
錢隊長はこの状況を見て、先ほどの夏天の言葉を思い出した。「本当に幽霊がいるのか」
彼は急いで携帯を取り出し、懐中電灯機能をオンにした。
「くそっ、俺の前で小細工を仕掛けやがって」夏天は3本の銀針を放った。
ジジッ!
エレベーターの灯りが再び点き、エレベーターも再び上昇を始めた。
エレベーターは18階で停止した。
「ここで待っていてください。すぐに戻ります」夏天は相手の手口がわからず、錢隊長に危害が及ぶのを恐れた。