第223章 幽霊が怖い

「二番弟子、小さな妹弟子よ、お前たちが話しているのは一体何なんだ?」薄暗い部屋の中に六人が集まっていた。彼らは全員巫蠱門の者で、韓子峰と鍾楚紅もその中にいた。

「大先輩、私たち二人は至寶を見つけたのです。その宝物は非常に特別で、中に無限の精気が宿っているようです。」韓子峰が言った。

「ふん、そんな良いものがあるのに、まだ我々に知らせるのか?」大先輩は冷ややかに言った。

「私たち二人は確かに独り占めにしようと考えましたが、その物の持ち主はとても強く、私たち二人では太刀打ちできませんでした。」韓子峰が言った。

「相手は茅山の者か?」大先輩が尋ねた。

「いいえ、でもカンフーができます。」韓子峰が答えた。

「役立たず、我々は巫蠱門の者だぞ。カンフーができる程度の相手に負けるとは、まさか直接体当たりでもしたのか?」大先輩は怒鳴った。