新入生の入学初日、名をはせるべき新入生たちは、すでに名をはせていた。
その中でも傅昌鼎と方平が最も注目を集めていた。
……
魔都武大武道部。
会議室。
部長の張語は椅子に斜めにもたれかかり、やや疲れた様子で言った。「何か良い素材はあるか?」
「はい、今年の新入生の質は悪くありません。武士は合計58人、二次骨精鍊が8人、三次骨精鍊が1人です。
武士の中で、二次骨精鍊を突破した者が4人おり、全員すでに一肢を精鍊し終えています。
質はとても高いです!」
話したのは、以前秦鳳青に張語と関係があると揶揄された女子学生で、秦鳳青は一言も発せず、うつむいて資料を見ていた。
張語は彼をちらりと見て、優しい口調で言った。「三次骨精鍊の新入生もいるのか?」
「はい、方平という名前です。高校入試の検査成績はまあまあで、149カードでした。まさか三次骨精鍊に達しているとは思いませんでした。
誰かに暴露されなければ、彼が武士に突破したと思っていたでしょう。」
明らかに、武士への突破は三次骨精鍊よりもはるかに簡単だった。
「バカ野郎、お前らだけが気づかなかったんだ!」
秦鳳青は頭を下げたまま罵り、手元の資料を見続けた。
何度も罵られて、どんな性格の良い人でも我慢できなくなる。周妍は怒って言った。「秦鳳青、あなたは最初から気づいていたの?」
「もちろんさ……」
秦鳳青はすぐに認めた。ただし、正門前で方平に会った時のことは、死んでも認めるつもりはなかった。
「あなたの言うことを信じると思う?」
周妍はふんと鼻を鳴らし、不機嫌そうに言った。「自分のことをよく気をつけなさいよ。私はあなたに勝てなくてもいいけど、あなたは部長や闵先生、学長を罵っているわ。そうそう、あの王金洋のことも罵っていたわね。
この中の誰かが、きっとあなたを懲らしめるわよ!」
秦鳳青は頭を上げ、冷笑して言った。「俺が誰を恐れるというんだ?あの時、王金洋は魔都一品を平定したのに、手を出す勇気がなかった。俺、秦鳳青だけが敢えてやったんだ!
だから俺、秦鳳青は2年生で一品、3年生で三品になれたんだ!