一回戦が終わった。
ネット上は交流試合のニュースで溢れていた。
「武大連盟、89高校連盟、初戦敗北!」
「京武、魔武ともに勝利、名門校の名に恥じず!」
「京武の韓旭、一段で二品に挑み、格上に勝利!」
「魔武の方平、初戦で4勝を挙げ、無傷で退場。」
「交流試合初戦、重傷者5名、方平、方文翔を除き全員負傷、血生臭すぎではないか?」
「二品武士の孫明宇、初戦敗北、手のひらを切断!」
「二品武士の陳家聲、孤軍奮闘するも力及ばず……」
「八校連盟0勝5敗、魔武が強すぎるのか、それとも八校連盟が弱すぎるのか?」
「……」
ネット上は沸き返っていた。
今回の交流試合では、ネット上のいくつかの動画サイトも中継権を獲得していた。
無数の観客がネット上でもこの武道大会を観戦した。
初戦の2試合で、出場者17名、重傷者5名、軽傷者10名、この結果は誰もが予想外だった。
二人の二品武士を擁する武道大學連盟も惨敗を喫し、これも大きなニュースとなった。
八校連盟が魔武に簡単に打ち破られたことも、多くの人々を嘆かせた。
八校連盟の名声は実際にはそれほど弱くなく、トップ10に入る8つの武大が手を組んでも魔武の2人に打ち破られたのは、魔武隊長の方平が自ら下がったことが原因だったが、これによって八校連盟の勢いが一気に弱まって見えた。
同時に、ネット上では次の対戦表も公開された。
1月12日、武道大學連盟VS八校連盟!
1月13日、京都武大VS魔都武大!
12日の対戦について、外部の予想では、おそらく予備メンバー同士の対戦になるだろうと言われている。両チームの主力メンバーはほとんど打ちのめされているからだ。
外部が本当に興味を持っているのは13日の二大名門校の対決だ。方平は優秀な成績を示したが、京武も弱くない。
彼らは二人の二品武士を擁する武道大學連盟に勝利したのだ。彼らの勝利は苦しいものだったが、それは実力が弱いということではなく、ただ武道大學連盟が非常に強かったため、最後まで戦わざるを得なかったということだ。
一時、交流試合は再び世論の中心に押し上げられた。
血生臭すぎるという報道もあったが、若者たちはほとんど気にしていなかった!