第164章 真実の武者の世界(一顿大餐盟主のための加筆3/3)

擂台上。

  方平は連続して二つの一品気血丹を服用し、気血はすぐにほとんど回復した。

  京武の最後の一人が台に上がるのを見て、方平はにこにこしながら言った。「逃げるな。俺の三刀で殺せなかったら、好き勝手やっていいぞ。」

  劉浩明は泣きたかった。

  彼は予備メンバーに過ぎず、一品頂點ではあるが、主力メンバーよりはかなり劣っていた。

  以前は韓旭を3番目に、方文翔を4番目に置き、京武は5人目は出場しなくてもいいと考えていた。

  しかし今はどうだ?

  韓旭はかなり惨めに負け、女に強引に相討ちされ、方文翔に至っては、あわや斬殺されそうになった。

  今や魔武の方平は気血を回復し、必殺技を習得している。これではどう戦えばいいのか?

  ため息をつき、劉浩明は必敗を承知しながらも、この時逃げることはできなかった。

  審判の合図で。

  方平は即座に必殺技の斬撃を繰り出した!

  劉浩明は急いで後退した!

  「本当に俺の足技が君より遅いと思ってるのか!」

  方平の足は空中に浮き、空気を踏みしめて追いかけた!

  ……

  「これは?」

  劉華榮は呆然としていた。陳雪艷はしばらく見た後、不確かに言った。「これは……戦闘技術の誇示?」

  「うーん……君の言う通りみたいだ!」

  劉華榮は完全に言葉を失った。方平はまさに戦闘技術を誇示していたのだ!

  くそっ、人を追うのに足を宙に浮かせる必要があるのか?

  立空境ならできるとはいえ、それも短距離だけだ。そして必要がない限り、労多くして功少なく、気血の消耗も大きい。

  方平にはそんな概念が全くないようだった!

  次の瞬間、空中で跳躍し、一刀を振り下ろした!

  劉浩明は転がって急いで避けた。

  方平は一刀で擂台の床に大きな穴を開けた!

  その次の瞬間、方平は再び必殺技で斬りつけてきた。劉浩明が退くか退かないかに関係なく、台柱めがけて一刀を振るった!

  「ドン」という音とともに、2本目の台柱が粉々に砕けた。

  審判は顔を黒くした。この小僧は何をしているんだ?