第157章 同階無敵！

午後2時。

　　魔武体育館。

　　午前中はまだ秩序を維持するために人が必要だったが、今は観客たちがみな自覚的になり、静かに自分の席を見つけて次々と着席していた。

　　参加者がまだ入場していない段階で、劉華榮が口を開いた。「午前の試合が終わって、ネット上の反応を見てみたんだが、多くの人がこの交流試合は残酷すぎると感じているようだ……

　　ネット上では色々な意見があって、学生が凶暴だとか、愚かすぎるとか……

　　なぜこんな戦い方をするのか？

　　敵わないとわかっているのに、なぜ降参しないのか、投降しないのか？」

　　劉華榮は突然声を荒げて言った。「それは、戦死する武士はいても、投降する武士はいないからだ！

　　皆さん、この言葉を覚えておいてください！

　　今はわからないことでも、永遠にわからないわけではありません！

　　常に誰かが黙々とあなたたちのために尽くしているのです。彼らは戦死することはあっても、戦いに負けることはあっても、決して投降はしないのです！

　　今回は確かに交流試合で、学生たちが降参するのを止めはしませんが、最後の瞬間まで、投降は恥なのです！」

　　陳雪艷はさらりと付け加えた。「実力が足りなくても、骨は硬くなければならない！

　　武大は一つの模範であり、全ての武士たちへの手本なのです。」

　　……

　　二人の言葉とともに、午後の試合の時間が正式に始まった。

　　「それでは、魔武と八校連盟の出場メンバーを見てみましょう。」

　　「魔武：方平、傅昌鼎、楊小曼、趙雪梅、趙磊。

　　魔武も隊長を先発させていますね。八校連盟も隊長を先発させるでしょうか？

　　午前中、我々は素晴らしい隊長同士の戦いを目撃しました。午後の試合はさらに素晴らしいものになるでしょうか？

　　次に、八校連盟の出場メンバーを見てみましょう。

　　八校連盟：張広林、陳宏偉、魏斌、張景棟、蔡慶海。

　　八校連盟は意外にも隊長を先発させず、華南科技大學の張広林が先発、隊長の魏斌が中盤、同じく華國武道大學出身の蔡慶海が最後に控えています。これが八校連盟の戦略なのでしょうか？