第338章 勝負は心から（一念之間小包子盟主様への加筆3/3）

体育館の外。

秦鳳青は追いかけて出てきて、涙と鼻水を垂らしながら泣きながら言った。「俺は何もしてないのに、黃爺さんが突然俺を階段から突き落としたんだ。誰に迷惑かけたってんだ？」

考えただけで、まだ何もしてないのに？

方平は軽蔑して言った。「バカ！」

黃さんは今頭が痛いのに、まだ事を起こすとは！

彼が恐喝するのには、それなりの理由があるのだ。

一人の宗師強者に対して、試すつもりであれ、他意があれ、手を出すのは規則違反だ。

七級どころか、九級でも、方平は金を巻き上げる自信があった。

九級...魔武の卒業生にも九級がいる、吳川のように。

方平は相手を恐れていなかった。相手は地下洞窟の人気のない場所で彼を殺すしかないが、その可能性は低い。発見されれば、魔武宗師を含む華國の他の宗師たちは容赦しないだろう、邪教として抹殺されるだろう。

秦鳳青が理由もなく宗師を恐喝しようとしたのだから、黃景に殺されなかっただけでも運が良かったと言える。

秦鳳青は不満そうな顔をして、しばらくしてから言った。「一つ分けてくれよ！」

「なんで？」

「俺が代わりに奴らの怒りを買ったんだぞ！」

「消えろ！」

「一つ分けてくれよ、今回は丹薬を用意してなくて、怪我したら試合に出られないんだ...」

「お前がいようがいまいが同じだ。」

「方平、そう言うなよ。確かに西山みたいな雑魚なら問題ないけど、京武や第一軍事學校と当たったらどうする？」

「もし手を抜いたら、今回の単位は一つも取れないし、学校に退学を進言するぞ。自分で考えろ。」

秦鳳青は即座に口を閉ざし、そしてため息をつきながら、仕方なく言った。「なんで俺はお前と同じことをするたびに、損するんだ？」

「俺の真似をする奴は死ぬ。」

「方平、何かコツはないのか？」

「あるぞ！」

「教えてくれよ。」

「実力が必要だ。」方平はにやにやしながら言った。「お前みたいな雑魚に、俺と比べられるわけないだろ？俺が馮爺さんから金を巻き上げたのは、納得ずくだったんだ。なぜか？俺には実力があるからだ。実際、恥をかいたのは彼の方で、精神威圧で俺を倒せなかったから、認めざるを得なかったんだ。

もし本当に俺が倒されていたら、補償なんて要求する面目もなかったし、黃爺さんも出てこなかっただろう。