闘技場の上で。
方平はいつもの軽薄な態度を収め、向かい側の王金洋を見つめ、口を開いた。「この一戦、ずっと待っていた。」
「同じだ。」
「手加減するなよ。」
「しないさ。」
「……」
二人が数言葉を交わした後、六品頂點の審判が空中から降り立ち、厳かな声で叫んだ。「始め!」
……
「轟!」
虛空が爆裂した!
審判の声が落ちた瞬間、王金洋の刀の光が縦横無尽に走り、目の前の虛空に向かって素早く刀を繰り出し、気血が爆発した。
方平は一瞬顔色を失ったが、すぐに回復し、大笑いしながら言った。「まだまだだ!」
言い終わるや否や、無数の虛無の刀が虛空を貫き、瞬く間に王金洋の目の前に現れた。
試合開始と同時に、方平は精神力の必殺技を繰り出した。
王金洋は平然とした表情で、両手で刀を握り、素早く振り回した。彼はまだ精神力を外放できる段階ではなかったが、精神力は決して弱くはなかった。
精神力攻撃は、彼にも感じ取れた。
形のない精神力だからといって、防げないわけではない。方平はまだそこまでの域に達していない。長刀に気血を纏わせ、刀の光を爆発させ、一本一本の無形の刀を粉砕した。
「取るに足らん技だ!」
王金洋はこれ以上気血を無駄にする気はなく、闘技場を踏み、一跳びして空中へ。途中で全身の気血が爆発し、気血が激しく流れ、その音は体育館中に響き渡った。
「斬る!」
王金洋の速度は極めて速く、瞬時に方平との距離を詰め、雷のような刀を振るい、怒号と共に素早く斬り下ろした!
「俺を肖玉明だと思っているのか?」
方平は怒鳴り返し、両手で刀を構え、避けも退くもせず、刀を横に振るった!
「カンカンカン!」
途切れることのない二刀の衝突音が虛空に響き渡り、強大な気血の力が爆発し、体育館全体が真っ赤に染まった。
二人の速度は共に極めて速く、刀と刀がぶつかり合い、最初は互角の戦いだったが、やがて王金洋が雄叫びを上げ、長刀に血紅の光を宿らせ、一刀で方平を弾き飛ばした!
「まだだ!」
方平は大声で叫び、空中に戻りながら、再び精神力を爆発させ、同時に手の中の長刀から鋭い爆音が響き、虛空を切り裂いて、瞬時に王金洋の頭上に出現した!
「ドン!」
大きな音が響き渡り、王金洋の姿は既に方平の頭上に移動していた。方平の刀光は闘技場を打ち砕いた。