3月10日。
この日、魔武では大きな出来事はなかったが、政府は多くの新政策を発表し、無数の人々を震撼させた!
……
魔武。
新たに下達されたこれらの文書を見て、方平は以前から予想していたものの、政府がこれほど大きく門戸を開放するとは思っていなかった。
「2010年から、全国の文科系大学(武大文科系を含む)の在校生は、2010年の武大統一試験を受験することができる。
成績が基準に達した者は、武大に入学できる。」
この最初の政策変更だけでも、方平は震撼した。
武道社。
部長室。
方平はつぶやいた:「全民武装の時代が来るのか?」
全国に大学生はどれだけいるのか?
武大の学生は本当に少なく、ここ数年で拡大したとはいえ、在校生は約13〜15万人程度だ。
以前はさらに少なかった。
99校ある武大は、すべてが専門の武大ではなく、多くの学校は文武両方を受け入れ、武道科はただの一つの学科で、人数は極めて少ない。
例えば南江には武大が3校あるが、南武以外の2校の入学者数は100人程度だ。
そして在校している大学生は全部でどれくらいいるのか?
統計によると、今年の卒業生は600万人以上で、700万人に迫っている。
これは卒業生だけであり、他の学年を加えると、華國の在校大学生は2500万人を超える!
そしてこれらはすべて文科系学校の学生だ。
これだけではなく、今年の高考受験者は約1000万人で、合計3500万人になる!
これまでは全員が武科試験を受けるわけではなかったが、今年はもう一つの政策が発表され、武科試験の申込料が廃止され、すべて無料になった!
これは武者になるために、申込料が廃止されたことと、文科系の学生たちが平凡な卒業を望まないことを意味している……
10年には、武科試験の受験者は3000万人以上になるかもしれない!
3000万人が武科試験を受けるとは、どういう概念だろうか?
たとえ1%の合格率でも、30万人以上の武科新入生を受け入れなければならない。
「歩みが大きすぎるのではないか?」
方平は眉をひそめながら、第二の新政策を読み続けた。これは各武科大学に向けた文書だった。
「魔都武科大學は、2010年の入学者数を原則として4000人以上とする。」