第489章 精血合一を殺す

城内で、秦鳳青は血みどろの戦いを繰り広げていた。

空中での戦いはあまりにも激しく、人は誰でも死を恐れる、地下洞窟の人類も地球の人類も同じだ。

空中戦が激しく繰り広げられる中、これらの人々は何もせずに見ているわけにはいかなかった。そこで、城内の中級武者たちはほぼ全員が秦鳳青を取り囲んで殺そうとしていた。

そして空中では、この時、方平も駆けつけていた。

三焦の門が虚空に揺らめいていた。

平亂刀の上に、金骨の力と天地の力が瞬時に集まり、一刀が放たれると、天地が色を変えた!

「キンキン……」

半空中で、刀の光が金属音を発し、続いて「カカッ」というガラスの割れる音が響いた。

遠くにいた精血合一の強者は、この状況を見て顔色を変えた!

同様に、三焦の門も頭上に浮かび上がっていた。

三焦の門だけでなく、この人物は全身に天地の力を纏い、同じく一刀を振るって方平の刀の光に向かって斬りつけた。

ドドドン!

二つの刀の光が衝突した瞬間、月桂城の上空に極めて眩しい輝きが広がった。

「滅世!」

同時に、李寒松が怒鳴り声を上げ、天地の橋が空に現れ、三焦の門がおぼろげに虚空に浮かび、金色の巨大な拳が一撃を放った!

拳の光が通り過ぎるところでは、万物が滅びた。

彼らの周りにいた、単に彼らを包囲しようとしていた武者たちは、ほとんど反応する間もなく、二つの刀の光が炸裂し、一つの拳の影が空を横切る瞬間に、胴体が爆発した!

この瞬間、悲鳴が絶えず、月桂城全体が一瞬静まり返った。

王金洋も血まみれになりながら、怒りの叫びを上げ、天地の橋が現れ、虚空の中で天地の橋が瞬時に弓に変わり、天を突き破るかのような太い血の矢が瞬時に凝縮された。

瞬く間に、天を破る矢が虚空を突き抜けた!

ドン!

精血合一の強者は、高級以下では最強であり、地球では準宗師とさえ称されていた。

このような強者は、虚名を得ているわけではなかった。

一刀で方平の刀の光を打ち砕き、二刀目を瞬時に振るって李寒松の拳の光を消し去った。

王金洋の血の矢が虚空を突き抜けて来た時、月桂城のこの最高レベルの強者は怒りの叫びを上げ、体内から極めて強大なエネルギーを爆発させ、身体の周りの虚空はまるで空間が凍結したかのようになった。

血の矢がぶつかると、轟音が天に響き渡ったが、一寸も進むことができなかった!