第101章 悪評

毎年の神戰の時期には、神戰を専門に報道する多くの番組がある。『神々の戦争』は新しい番組に過ぎないが、影響力のある華星駅に所属し、さらに人気司会者の方明全が出演しているため、視聴率はかなり良く、同盟全体の視聴率でトップ100に入るほどだ。

トップ100というと大したことがないように聞こえるかもしれないが、実際にはかなり驚異的なことだ。巨大な同盟全体で、各惑星には何千何万もの番組があり、さらに多くの公式番組もある。その何百万もの番組の中から頭角を現し、トップ100に入るというのは、相当な実力を示している。

もちろん、これは神戰の時期中で、みんなが神戰に注目しているからこそ、視聴率がこれほど高いのだ。

『神々の戦争』の今日の報道は、同盟内で大きな波紋を呼んだ。方明全は『神々の戦争』で、B神の現在の状況を大々的に紹介・分析し、今年B神が神戰で優勝すると予言したのだ。これはほぼ即座に非難の嵐を呼んだ。

「方明全はただのバカだ。B神のあの実力で、何で優勝できるんだ?」

「方明全がB神の映像を撮って有名になったのは知ってるけど、そこまで持ち上げるのはないだろ。まさに一人のファンが百人のアンチに匹敵するってやつだ」

「くだらない。そのB神とかいうやつが優勝できるなら、俺が生放送で糞を食って自殺してやる」

「B神が優勝?うちの伊東木を人間扱いしてないってことか?」

「ハハハ、方明全このバカ野郎、B神はベスト10に入る前に伊東木と当たるんだぞ。生き残れればいい方だ。優勝だって?」

「うちの唐真流が納得しないぞ!」

「うちの林風が納得しないぞ!」

「バカバカバカ……」

「俺もB神が好きだけど、今年のB神は確かにイマイチだな」

「方明全のB神持ち上げ方が露骨すぎるだろ。B神のファンの俺でもちょっと見てられないよ」

「お前みたいなのがB神のファン名乗るな。頼むからB神から離れて他の人の応援でもしてくれ」

「伊東木と比べたら、B神なんて屁でもないよ」

「こんなレベルで神様名乗るなんて、今じゃ本当に恥知らずな奴らがいるもんだな」

「伊東木が絶対優勝する」

「B神小天使ちゃん、私は永遠にあなたを応援します」

……