217 鈴木社長と知り合う

「ハハハ、今日私たちがここに集まったのは、これからの芸能界は東京で最も有望な産業だということを皆さんにお伝えするためです。今後ともよろしくお願いします。きっと良い日々が待っていますよ」玄関に着いたばかりの加藤恋は、中から男の声が大きく話しているのが聞こえた。

「鈴木兄貴についていけば間違いありませんよ。ご心配なく、私たちは決してご迷惑をおかけしません!それに、あの若手女優たちを楽しませていただいたのも、すべて兄貴のおかげです。これからもよろしくお願いします」

「ふん、今回のオーディションは確実に儲かるはずだったのに、あんな面倒な事態になるとは。あの加藤恋という女、今夜来るのか。私の靴を舐めさせてやる!」

「おいおい、お前さんは単に彼女の体が欲しいだけだろう。確かにあの加藤恋は美人で、スタイルもいい。誰だって触りたくなるさ。今回のオーディションで一番の美人だと言っても過言じゃないな、ハハハハ!」