第370章 七男の若様の告白?

引き込まれたメンバーは、上層部か株主か、そうでなければ提携先のようだった。

ほとんどの人が顔を出した後、一橋貴明はこのオンライン人数に満足し、文書を送信した。

一橋貴明:[みんな見てください。]

一橋景肴:こんな夜中に残業?@一橋貴明

一橋西詞:グループ退出します!

[一橋景肴と一橋西詞がグループを退出しました]

二人の兄が次々とグループを退出するのを見て、一橋貴明は平然としていた。もともと恋人のいない人たちだし、誤って招待してしまっただけだ。

一方、これらの幹部は違う。みんな家庭がある人たちだから、きっと月瑠の彼への深い愛を理解できるはずだ。

しかし、皆は七男の若様が何か新しい任務を出すと思い、急いでWPSファイルを開いた。最初の行の半分を見ただけで、???

これは...七男の若様の告白??

状況が飲み込めない人々は、恐る恐る読み進めるしかなかった。

小池紀之は夜型人間で、同じくこのグループに招待された。彼も一橋貴明の行動が理解できず、中村少華にメッセージを送った。

——[お前も一橋貴明にグループに招待されたのか。これは彼の愛の告白グループ?彼が送ったWPSファイル見た?]

——[見たよ。でも俺の推測だと、鈴木月瑠と別れたんじゃないか。夕食の時の一橋貴明の上の空な様子覚えてる?あの時ちらっと見たけど、彼が鈴木月瑠にメッセージ送ってたのに、全然返信なかったんだ。かなり深刻な状況みたいだ!]

——[??いつもならすぐ返信するのに?まだ返事ないの?スクショ転送した?]

——[お前マジ最悪!]

百里紅裳におやすみを言い終わったばかりの中村少華は、自分もグループに招待されていたことに気付いた。彼は急いでファイルを読んだ。

そして小池紀之から大量のメッセージが来ているのを見た。

中村少華:「……」

彼も心が落ち着かなくなり、小池紀之にメッセージを送った:[もういいよ、俺もう精神的にやばい、まだ気持ちを落ち着かせようとしてる最中だ。]

小池紀之はすぐに音声通話をかけてきた。

幸い、彼らの部屋は一橋貴明の部屋から数部屋離れているので、盗み聞きされる心配はない。

「読んだ?一橋貴明の頭がおかしくなったと思う?」

小池紀之はもう眠る気にもならず、ベッドに寄りかかって座り、タバコに火をつけた。