第648章 奇妙な藤原徹

【このサビ、すごくいい曲だね!フルバージョンが楽しみ!】

【こんなスタイルの曲は初めて聴いたわ。斬新で素敵、久保真美さんのオリジナル曲なのね!】

【すごい!久保真美さんって作曲もできるんだ!さすが藤山さん、多才で美人だし、うらやましい!】

高倉海鈴はコメント欄を一瞥し、久保真美の曲がどれほど良いのか気になって、音声を再生した。サビの部分だけだったが、久保真美の声は普通だったものの、この曲は……

どこかで聴いたことがあるような気がする。

高倉海鈴は急に思い出し、すぐにあの小さなウェブサイトを見つけて自分のアカウントにログインしようとしたが、ユーザーが存在しないと表示された。

彼女のアカウントが消えた?

高倉海鈴は目を細め、すぐにノートパソコンを開き、クロシオのアカウントでログインして、サイトの管理画面に侵入し、記録を確認した。