「すごい!私の女神様、なんと庄司夏の叔母さんだったなんて!この関係性!マジやばい!」
「やっと分かったよ、なぜ庄司夏が雨宮由衣をそんなに大切にしているのか!」
「さっき沢田夢子は何を言ったの?庄司夏に躾がないって?ぷっ!それって庄司夏の叔父さんまで一緒に馬鹿にしたことになるじゃない?」
そう言うと、周りの人々は沢田夢子に異様な視線を向けた。
「この沢田夢子って面白いよね。当の本人がまだ何も言ってないのに、自分から走り寄って説明し始めるなんて。知ってる人は姉妹のように由衣のことを心配してるんだと思うだろうけど、知らない人は由衣の彼氏の前で由衣の悪口を言ってるように見えるよね!」
「私は後者の可能性が高いと思うわ!沢田夢子には前科があるでしょう?親友の彼氏を奪うのが得意なんだから」