第508章 戦闘力覚醒!!!【月票お願いします】

烈酒の後から効いてきたようで、雨宮由衣はぼんやりとして、地面に横たわったまま次第に抵抗を止めていった……

「ふん、本当に極上の逸品だな……」

少女の衣服は淡い金色の酒に染まり、白玉のような輝きを放ち、目が眩むほどの美しさだった。苦しそうに体を丸めている姿は、さらに人の嗜虐心を掻き立てた。

「美しい……너무 美しすぎる……」田中正輝は興奮して手を伸ばした……

しかし、メインディッシュは最後に取っておこう。

まずは前菜で口開けと行こう。

田中正輝は江川麗子の方へ歩み寄った。

「おおおお——」

その時、バー全体の雰囲気は最高潮に達し、全員が狂ったように叫んでいた。

ほとんどの男たちが唾を飲み込みながら、二人の少女の方を食い入るように見つめていた。

一人は瑞々しく初々しく、もう一人は絶世の美女。今夜の田中正輝は本当に運が良かった……

田中正輝の手が江川麗子の体に触れようとした瞬間、細い手が突然上がり、田中正輝の手首をがっしりと掴んだ。

「おや……お嬢ちゃん目が覚めたか?」

雨宮由衣がこんな時でも抵抗するのを見て、田中正輝の表情はさらに興奮を増した。極度の興奮で顔が病的に痙攣している。「焦らないで!すぐにお前の番だ……」

田中正輝は言いながら自分の手を引き抜こうとした。

しかし、動かそうとしても、掴まれた手首がまったく動かなかった。

もう一度強く引っ張ってみたが、やはりびくともしない。

どうなっているんだ……

この女、どうしてこんなに力が強いんだ?

まるで鉄の爪のように、しっかりと彼を拘束している。

何度も振り解こうとしても無駄だった後、田中正輝の表情が少し変わった。

この女は尋常じゃない……

「このバカどもは何をぼんやり立ってるんだ?手伝えよ!」田中正輝は手下に向かって怒鳴った。

しかし手下たちは顔を見合わせるばかりで、何を手伝えばいいのかわからなかった。

少女が田中正輝の手を掴んでいて、田中正輝が引っ張っても抜けないのを見て、彼らはそれを愛撫の一種だと思っていたのだ。

「くそっ……」田中正輝が手首の痛みが増していくのを感じ、焦って冷や汗を流している時、地面に横たわっていた少女が予告もなくゆっくりと目を開いた——