137 捕龍車と透明のツル(4K品質で月票をお願いします)_2

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単独の火絨包はコーンズの胃袋と同じレベルの装備にしか過ぎない。

しかし、無制限に重ねることができる。

そして、どれだけ重ねても、その外見は手のひらサイズの小さな布袋のままだ!

これは成長性が非常に高い収納アイテムだ!

最も重要なのは。

ロジャーの古い友人、于松。

火絨包の一つのスロットに火絨包の作り方のレシピを残していた!

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「火絨包製作材料リスト」

「1.獣毛(ほとんどの動物が可能、軽いほど適している)」

「2.火口糸(50CM)」

「3.ハーピーの鳳羽(4本)」

……

リストを読み終えて。

ロジャーは瞑想に入った:

「自分用に10000スロットの火絨包を作るのは欲張りすぎかな?」

「戦闘班の部下たちにも配って、一人1000スロットは最低限必要だな。」

「後方支援班は我慢してもらって、でも500スロットは必要だ。」

火口糸と獣毛は問題ない。

最後の材料については。

ロジャーは姉妹たちが惜しまないだろうと思った。

……

戦利品の処理を終えた後。

ロジャーはいつも通り于松の遺体を「骨砕き灰散らし」で処理した。

表面上は。

この件はこれで一段落したように見える。

しかしロジャーの心には多くの疑問が残されていた——

……

第一に。

「神力シールド生成器」はカエル人とバンシーに起きた出来事を説明できるが、穢血の神の動機は説明できない。

彼を動かしたのは、必ずもっと貴重な何かがあったはずだ。

しかしロジャーはそれを見つけられなかった。

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第二に。

一線天で隕石術を使ったのは確実に于松だ。

しかしロジャーの知覚を遮断したのは必ずしも彼ではない!

なぜなら最後の戦闘で。

于松は知覚遮断の能力を見せなかったからだ。

そして以前占いで見た伊卡多雷の姿も全く見当たらなかった。

これはイちゃんのロジャーのデータベースと一致しない。

……

第三に。

超越魔術師たちは于松を追跡する過程で、「分解術」を使いすぎた!

一見合理的に見える。

確かに于松のような超越魔術師は、分解術で装備を全て消さないと殺すのは難しい。

しかし問題は。

彼らは于松の持つ"宝物"を狙っていたはずだ。

分解術を放つ時、本当に少しも躊躇わなかったのか?

莎爾の情報によると。

分解術を最も多用したのは「ウィルソン」という超越魔術師だった。

この男は八人の超越魔術師の中で最も弱く。

分解術の極意を持つ者だった。

しかし他の者たちは見ていて止めなかったのか?

ここには必ず裏がある。

ロジャーから見れば。

于松もただの罪ある身代わりに過ぎないだろう。

真の黒幕は別にいるはずだ。

彼は頭の中で考えを巡らせ。

心の中で答えを見つけた。

しかし彼はこれ以上追及するつもりはなかった。

相手がここまで誠意を持って于松を売り出してきたのだ。

自分もやりすぎるわけにはいかない。

最も重要なのは。

資本家は皆、韮は太らせてから刈るものだと知っている。

ロジャーももちろん分かっていた。

ある者たちには成長させる必要がある——

少なくとも悪役としての正体を現すまで待って、殺すときにこそ手際よく!

……

于松の処理を終えた後。

ロジャーは目立たないようにパラマウント荘園に戻った。

密かにフレイヤと会った。

村人たちが再びジョニータートルに苦しめられていると知り。

羅傑様は当然、責任を持って対処せねばならなかった。

その後の二週間。

ロジャーは農場から水鬼の森を経てセラ川の岸辺まで殺戮の旅を続けた。

亀は彼の寿命を延ばすことはもうできないが。

龜力強は依然として上等の滋養剤だ。

いつも倹約家のロジャーが見過ごすはずがない。

そうして短い半月の間に。

黒棺の倉庫には800体以上の亀の死体と2000個以上の亀の卵が加わった。

そしてこの過程で。

彼は新しいマイルストーンを獲得した。

……

「超過利益を失った後も500匹以上のジョニータートルを狩り続けた。新マイルストーン-初心不忘の術を獲得」

「初心不忘の術:とは言え、やりすぎだ」

「称号:亀類の天敵(亀類生物へのダメージが倍増)」

……

18日後。

追風の小径、小地下迷宮、鍛造エリア。

「ご主人様。」

「ご要望の「捕龍車」が完成しました!」

烏古は仲間たちに指示して、改造された弩車を次々と押して来た。

捕龍車の本体はロジャーがセラ川北部から持ち帰った灰色ドワーフの弩車だ。

改造の内容は弩矢の貫通後の固定効果を強化し、弩矢の後方に強化漁網の一角を吊るした。

漁網は最も丈夫な素材を選び、キツツキさんが昼夜休まず「強化術」を掛け続けている。

これにより。

3〜4台の捕龍車があれば、一定区域に「強化漁網封鎖戦術」を実施できる!

この封鎖は長時間持続する。

なぜならこれらの漁網は昼夜水に浸されており、各接続部にはロジャーの尾鱗が埋め込まれているからだ。

これにより網に捕らえられた敌に行き届いた麻痺サービスを提供できる。

言うまでもなく。

この捕龍車はロジャーが姉妹たちのために特別に用意したものだ!

彼は捕龍車の周りを二周歩いた。

満足げな笑みを浮かべた。

「生産力を上げろ。」

「この波が終わったら、ボーナスを出す。」

この言葉を聞いて。

類角魔たちはより一層熱心に働き始めた。

……

三日後。

追風の小径南部の断崖。

正午時。

一行が密かに近づいていた。

ハーピーは極めて高い視界の優位性を持っている。

夜明け前の暗闇でさえ、彼女たちは往々にして一歩先に敵を発見できる。

しかしロジャーはこれほど長い時間の探索を経て、姉妹たちの底を知らないはずがない?