第78章 無垢金身、無相金丹、資質上昇

「無垢金身」の能力は確かに非常に逆天的で、発動すると「萬法不侵」の威力を持ち、あらゆる法術と効果を無効化し、まるで無敵のチートを使ったかのようだ。

もちろん。

齊明はまだ結丹初期に突破したばかりで、「無垢金身」の「萬法不侵」の能力は修為の制限を受けており、真の無敵には達していない。

例えば。

本物の仙人が仙術を放ってきたら、齊明は当然抵抗できない。

「無垢金身」の「萬法不侵」の威力の限界がどの程度なのか、齊明自身もわからず、実戦での検証が必要だ。

三十分後。

齊明の修為は完全に安定した。

ゴォン!ゴォン!

しかし。

齊明の体内で再び変化が起こった。これは「先天無垢大道金丹」の影響を受けたもので、齊明は完全に悟りを開き、「無相真經」への理解が飛躍的に向上し、直接関連する障壁を突破した。

「ディン!」

「『無相真經』が一万倍の増幅で五日間放置修練され、『金丹の道』の影響を受け、無相真經の理解が大幅に向上し、無相萬相の力を感得し、修為が突破、成功裏に:無相金丹を凝練!」

また一つの通知が。

「無相金丹。」

齊明は一瞬驚いた。

すると。

ゴォン!ゴォン!ゴォン!

齊明は再び自身の変化を感じ、再度悟りの状態に入り、「無相真經」の玄奧を参悟し、「無相真經」への理解は非常に高い段階に達した。

この瞬間。

齊明の身体は再び靈氣を吞噬するブラックホールと化し、浩瀚な靈氣が絶え間なく齊明の体内に注ぎ込まれ、素早く練化され、丹田内に凝集された。

内視の状態で。

十二品混沌青蓮の上で。

中央の位置には先天無垢大道金丹があり、透明で純粋、琉璃のように無色で、まるで存在しないかのようでありながら、確かに実在している。

そしてこの時。

先天無垢大道金丹の傍らに、もう一つの金丹が凝集された。これが無相真經によって凝練された「無相金丹」である。

間もなく。

「無相金丹」は凝練を完了し、無相萬相の力を蘊含し、これは完璧な九品金丹で、灰色がかった虛無の色合いを呈している。

ただし。

「先天無垢大道金丹」が中央の位置を占め、真の大道の正統であるのに対し、無相金丹は片隅に位置するしかない。

三十分後。

靈氣は落ち着き、異象は収まった。

齊明は目覚めた。

「成功したか。」